SMAPのこと。
SMAP×SMAP最終回。
こんなに妙な日本語があるだろうか。
誰が望んだだろうか。
どこから書けばいいかわからない。多分風邪をひいててずっと頭が痛いので早く寝た方がいいのはわかってる。わかってるのだけど、今しか書けないのもわかってる。から、書きます。今の私の気持ち。考えること。
不快にさせたらごめんなさい。他まで気を配る余裕が、今の私にはない。
初めましての人も多いと思うのでまず簡単に私の話。
私はKAT-TUNファンです。デビュー前から今までずっとKAT-TUNと共に歩んできて、これからも歩んでいく覚悟です。
10年前に生まれていたら。
きっとKinKi Kidsファンだったと思う。今もファンですが、リアルタイムで若い頃をこの目で見れてはいない。
20年前に生まれていたら。
きっとSMAPファンだったと思う。今もファンですが、リアルタイムでそのデビューをこの目で見れてはいない。
SMAP,KinKi Kids,KAT-TUN。直系血族3グループが、私は大好きだ。
そんな私の初恋は、香取慎吾くんでした。
「おっは〜〜〜!!!」
ピンクのふりふりスカートにエプロン。人様の家の冷蔵庫のマヨネーズをチュッチュする慎吾くんに、私は恋をした。
笑顔が好き。
ありきたりなフレーズだけど、まさにそうだった。慎吾くんの、笑顔が好き。大きい口でニコニコ笑って、その笑い顔はあっという間に周りに伝染して、テレビをこえて私まで笑顔になった。
あれはまだ幼稚園にあがってもいなかった頃のことだ。
たしかこれがリリースされた時にやっと幼稚園生だったはず。お遊戯会かな、歌って踊った。当たり前のように今も歌詞を諳んじて歌える。振り付けも完璧。明確に「SMAP」というワードを認識したのはこの曲だった気がする。なんせ子供だったから。
それから物心がついても「SMAP」は漠然とそばにいた。
いいともには慎吾くんつよぽん中居くんがいて、スマスマも普通に観ていて、新曲が出れば音楽番組も観ていた。それぞれの番組も観ていた。特に好きだったのは天声慎吾だったかな。うたばんにKAT-TUNが出た時の嬉しさは今でも忘れてない。もちろんスマスマのスペシャルにKAT-TUN全員を呼んでくれたこと、一生忘れない。
私にとって、SMAPはごくごく当たり前だった。
でも、当たり前じゃないって気づいた。
何年だったかな。記憶力が悪いので年までは思い出せないんですが、ジャニーズ運動会だか野球大会だか。
慎吾くんをみたんです。中居くん(まーぼう)も出てきた。同年かな?おじゃマップのロケもしていた気がする。記憶曖昧。
それまで「ライブ」でしかジャニーズを見ていなかった。スポットライトを浴びて、キラキラの衣装を着て輝く彼らしか見たことがなかった。
そこにはスポットライトもキラキラの衣装もない。
なのに、
なのにものすごく、ものすごくすごく輝いていた。
初めてだった。そんなの。
人って光るんだよ。発光。発光するの。
当たり前なんかじゃない。この人は、この人たちは、間違いなくすごい人なんだ。
オーラってもうどうしようもないものだと思う。生まれ持った天性の宝物。
努力で人はどこへだって行ける、何にだってなれる。
でもオーラだけはどうしようもない。
オーラは引力だ。
引力のある人に惹かれるなんて当たり前じゃないか。ニュートンが万有引力を発見しただろう?
SMAPほど引力のある人は他にいない。日本中探しても絶対にいない。絶対絶対絶対いない。
Mr.S。
初めてSMAPのライブに行った。
最初で最後、って書こうとしてやっぱり認められない。書いては消してを繰り返してる。なんだよ、なんでだよ。最後なわけないだろ。はやくライブやろうよ。
とにかくライブに行った。東京ドーム。
バルコニー席のあのふかふかの椅子でみた。幼馴染と一緒に。その子もSMAPファン。
遅かった。なんで今まで行かなかったんだろう。SMAPのライブ。
後悔した。それくらいすごかった。
はっきり言って、構成とか演出とかではKAT-TUNのライブが最高だと思ってる。異論は認めるって言ったほうがいいよねもちろんそれぞれ好みがあるしね。でも認めない。だって明らかに1番上手い。ドームごと抱く。
でもSMAPのライブはすごい。SMAPがそこにいるだけで、それだけで完成する。
歌だって下手だ。踊りだって揃わない。
それでも惹かれるのはなんで?
引力があるから。
SMAPの引力が強いのは、単に生まれ持ったオーラがあるからだけじゃない。
全てを捧げてるからだ。努力なんて言葉じゃ足りない。
歌が下手だっていいじゃない。歌わず口パクするよりずっとずっと心に刺さる。
踊りが揃わなくたっていいじゃない。一人一人を見てよ、楽しそうに踊ってる。
何万人の前で歌って踊るって簡単じゃない。私はできない。あなたはできる?
それを何年も何十年も続けるなんて、普通できない。
いつやめたって平気だったと思う。人生3,4回送れるくらいはもう稼いだだろうし、地位も名誉も手に入っている。楽々生きていける。
でもそれでもファンの前に立ってくれている。
それって自惚れかもしれないけど、お金でも地位でも名誉でもない何かを、SMAP自身が見つけてるからなんじゃないのかな。
ジャニーズっぽくないんじゃない、SMAPにしかできないジャニーズだ
「いい歳してアイドルなんかやって」「SMAPってジャニーズっぽくないよね」
そんな声に反論するならこれ。ジャニーズっぽくないんじゃない、SMAPにしかできないジャニーズなんだよ。
申し訳ないけど最近の若いジャニーズに引力が足りない。もちろんある。あるのだけど、それは好みの範疇なのでは?って、どうしても思ってしまう。
消されてもいい。記事ごと消される覚悟で言うけど、
多分妬まれたんだと思う。邪魔なんだと思う。SMAPとKAT-TUN。
贔屓目だと思う。贔屓目だしバイアスかかってるとは思う。思うけど、どうも意地悪されるのは能力のあるグループのような気がしてならない。
誤解を少しでも解くために言いますが、KAT-TUNがSMAPのように国民的スーパーアイドルになれたとは言ってない。そこじゃない。問題は「エンターテインメント」。
誰がオリンピックに関わりたいと言った?誰が紅白の司会をしたいと言った?誰が売れたいと言った?
そこじゃないんだよ、求めてるの。
でも妬まれるんだよ。何に邪魔なのかって、そういった「そこじゃない」ことになんだよ。意味わからないよね?私もわからない。
ファンはただ歌って踊ってるところを見たいだけなんだよ、極端に言えば。同じステージに立ってライト浴びてたくさんたくさん愛されてくれればそれでいいんだよ。たまに新曲出してさ。ライブしてさ。それだけじゃん。
なのに違うんだよ。
向こうが抱えてる劣等感が、欲が、歪んで波及してこんなことになったんだよ。多分。多分。多分。
文章がまとまらない。何言ってるかわからない。各所から刺されそう。ごめんなさい。
何が言いたいかって、
エンターテインメントは死んだんだよ。
日本からエンターテインメントなんてもの、無くなったの。
綺麗なものを綺麗って言う。美しいものを美しいって言う。楽しいことを楽しいって言う。
それが通じない世界になっちゃったんだよ。
私はそれが悲しい。悲しくてたまらない。
「そんなことありましたっけ?」なんて風化させるつもりの"大人"を逃したくない。そんなの悔しすぎる。
スマスマの最終回、見れないって思ってた。見たらつらい。単純につらい。苦しい。悔しい。だから見ないって決めてた。Twitterで何が放送されてるかだけ追ってた。
でもどうしても終わりの方になってテレビをつけてしまった。
その瞬間、
指が1,2,3,4,5と折られた。
泣いた。やっぱり泣くじゃん。こんなの。一瞬で意味がわかって涙になって落ちた。
でも。
歌が終わるまで、彼らは完璧にアイドルだった。
エンターテイナーだった。
届けてくれた。私たちに「世界に一つだけの花」を。
私なんか曲中から泣いてたよ。でも彼らは届けきってくれた。私が、ファンが、人間が求めてるエンターテインメントを守ってくれた。
はっきりいって言いたいことの半分も言えてない。5時間見たわけでもないのにいろんな思いが私の中に渦巻いている。いろんな景色が浮かんでくる。
今日はこれくらいにしておくことにします。長々と失礼いたしました。重ねて各方面にご無礼を言ったこと、お詫びいたします。決して悪気があるわけではありません。