Rewrite the Stars超意訳とオタクの独り言

 

【2018年4月2日別ブログにて公開、2018年5月24日移転済み】

 

 

歌詞の考察とかオタクの得意分野じゃん。

という事で突然だけどただのジャニオタが映画グレイテストショーマン(The Greatest Showman)の楽曲Rewrite the Starsの歌詞を意訳どころではなく超意訳(もはや創作に近い)しようかと思います。
オタクだからすぐ余計な話し始めるから覚悟して読もうね。

和訳なんてもう100億番煎じだと思うけど、いろいろなパターン読むの楽しくない?私は楽しい。だって同じ言葉は二度とないんだもの。だから今更だろうとめげずにやる。ちなみに超意訳ってちゃんと書いたから英語と全然対応してないのは当然です。

You know I want you
It's not a secret I try to hide
I know you want me
So don't keep saying our hands are tied
You claim it's not in the cards
But fate is pulling you miles away
And out of reach from me
But you're here in my heart
So who can stop me if I decide
That you're my destiny?

 僕が君を想っていることくらいわかっているだろう?
隠すつもりもないさ
それに知ってるよ、君も同じ気持ちだってこと
だから無理だと決めつけて逃げるのはもうやめて
選べるはずがないって君は言って、
運命も君を僕から連れ去ろうとするけれど、
僕の心に君はいる
だから誰にも止められないよ
僕が決めたんだから。君が運命の人だって。

運命だとか言って根拠のない自信があるところ、嫌いじゃない。
最後の文は「だから誰にも止められないよ だって君は運命の人でしょ?」と迷った。

What if we rewrite the stars?
Say you were made to be mine
Nothing could keep us apart
You'd be the one I was meant to find
It's up to you
And it's up to me
No one can say what we get to be
So why don't we rewrite the stars?
Maybe the world could be ours
Tonight

ねぇ僕らの星座を結ぼう
僕のものになるって言ってみてよ
僕らを引き離すことなんてできないから
ずっと探していたのは君なんだ
君と僕に委ねられているんだよ
誰も僕らに指図できないさ
だから僕らの星座を結ぼう
ほら、この世界は僕らだけのものだよ
今夜こそはね


あえて星座を結ぶって書き方にしてみた。「運命を変えよう」って意味なのはわかっているんだけど、この曲ってそもそも大筋としてPhillipの夢見過ぎな夢を馬鹿みたいと笑いながらも本当は信じてみたいAnneの女心があると思うんだよね。だから思い切って「星座変えちゃおうぜ」「馬鹿じゃないの」というストーリーにしてみました。
ちなみに委ねられてる=指図できないと言い換えたの、我ながら気に入っている

You think it's easy
You think I don't want to run to you
But there are mountains
And there are doors that we can't walk through
I know you're wondering why
Because we're able to be
Just you and me
Within these walls
But when we go outside
You're gonna wake up and see that it was hopeless after all

 簡単に言うけど
躊躇ってるってあなたは思うかもしれない
でもだってほら見て、越えられない山がたくさんあるでしょ
通れない扉だってある
あなたがそう言うのもわかるの
「こんなにありのままでいられるのに」ってね
でもここは壁に囲まれているからよ
外に出たら目が覚めるわ
希望なんてないんだって

めちゃくちゃ逃げてる〜〜かわいい〜〜〜〜これだから女の子はかわいい。I know you're wondering whyとか女の子の常套手段すぎる。
「でもここは壁に・・・ないんだって」はもうちょっと綺麗にまとめられそうだったけど上手くいかなかった。

No one can rewrite the stars
How can you say you'll be mine
Everything keeps us apart
And I'm not the one you were meant to find
It's not up to you
It's not up to me
When everyone tells us what we can be
How can we rewrite the stars?
Say that the world can be ours
Tonight

運命を変えるなんて誰にもできないわ
どうして私があなたのものだって言えるの?
あらゆるものが私たちを引き裂こうとしてるのに
そうよ私が探してたのはあなたじゃないはず
あなたと私でどうにかできることじゃない
皆私たちのことを許さないのに
私たちの星座を結ぶ?どうやって?
それでも世界を私たちのものにできるって言ってくれる?
今夜だけでも


こんなこと言われたら一瞬で抱きしめちゃう気がする。実際Anne達は2人で宙を舞いはじめるのだけど。
ここにも女のずるいところが出てると思う。「私なんて」「私にはできない」って言われたら逆になんとしてもこっち向かせたくならない?知らんけど。(さっきから自分の性別が迷子)
Phillipが言うtonightとAnneが言うtonightは真逆だと思ってるのだけど、
Phillip⇔Anne
今夜は世界は僕らのもの⇔今夜も世界は私たちのものじゃない
今夜こそ世界は僕らのもの⇔今夜だけでも世界が私たちのものになればいいのに
の2つのニュアンスどちらが強いかすごく悩んだ。結果後者に寄せたけどまだ悩むなぁ……

All I want is to fly with you
All I want is to fall with you
So just give me all of you

 2人で遠くまで飛んでいきたいね
たとえそれが落ちるということでも
だから全部預けて


これスタンダールの恋愛論引っ張り出してきてねちねち考察したい(さすがに書かない)。
要は昔から恋愛を作品に昇華させたいって思われてきた原点はここだよね。だって素敵だもん恋愛(小並感)

 

It feels impossible
It's not impossible
Is it impossible?
Say that it's possible

 やっぱり無理よ
_無理じゃないさ
本当に?
_言ったもん勝ちだって

そういうとこ〜〜そういうとこ好きです〜〜根拠どこだよ〜〜〜〜全能感たまらん;;

How do we rewrite the stars?
Say you were made to be mine?
Nothing can keep us apart
Cause you are the one I was meant to find
It's up to you
And it's up to me
No one can say what we get to be
Why don't we rewrite the stars?
Changing the world to be ours

さぁどうやって星座を描き変えようか
2人が結ばれるように
誰にも邪魔されないように
だって探していた運命同士だから
すべてこの手にかかってるはず
他の誰にもわかるわけない
だから新しく星座を結ぼう
そうしたらこの世界は2人のためだけのものになるから

視座をあえてぼかしてるけど、強いて言うならこの瞬間だけはAnneがPhillipの夢を一緒に見ているの。だからPhillip越しのAnneとも言えるしAnne越しのPhillipとも言える。
ここだけはrewriteのニュアンスを強く込めたかった。rewriteって単語大好き……
いよいよ訳が暴走して好き勝手書いた自覚はある。元々そう言うコンセプトだし。(開き直る)

You know I want you
It's not a secret I try to hide
But I can't have you
We're bound to break and
My hands are tied

私があなたを想っていることくらいわかっているでしょう?
もう秘めたりもしないわ
でもどうしたって無理よ
私たちは結ばれないの
星たちはもう結ばれているのだから

 


はい出た女ってやつは〜〜!

今さっきまでの笑顔どこ行ったんだよ……やっぱり無理ってどういうこと……でもわかる…………
私、女心に関してはKinKi Kidsの「Kissからはじまるミステリー」という曲の
女の子の心は魔女の振り子さ
という歌詞を信仰してるので……
規則的に揺れると思うなよ?!誰にも予測できないんだぞ?!?!本人にもな!!!!という持論。だからこの曲の最後の急転直下もすごくよくわかる。




ということで長々と超意訳と独り言を書き連ねましたが、個人的には単純にとても楽しかったです。
小さい頃よく好きな歌詞を書き出してはわからない単語は辞書を引いて意味を書き込んだり、言い換えたり、字数も合わせて新しい歌詞に変えたりしたもんです。懐かしい。


このRewrite the Starsという曲の魅力を私なりにまとめると、
永遠のような夢を一瞬見ることができる
という事だと思います。
このAnneとPhillipの空中ブランコのシーンはまるで永遠に続くかのような多幸感に包まれていて、空中ブランコという現実感のないアイテムをとてもうまく用いているなぁと感心するわけですが、実際に映画を見た方も同じような感覚になったかと思います。実際にはこの曲たったの3分半ほどしかないんですよね。すごい。コスパがいい。短いのに完成してる曲って本当にすごい。


話が逸れましたが、このAnneの「大きすぎる夢に憧れつつも手を伸ばせなくて、でも目の前で起きる夢のような出来事にその相手だけは信じてみたくなってしまう気持ち」私には痛いくらい分かる。
多分その気持ちだけで十何年間オタクを続けてきたんだと思う。
私はただの女の子で、世界を変える力なんて持っていなくて、それでもどうしてもこの歪んだ世界を変えたくてもどかしかった。だから馬鹿みたいに反抗するだけのださい大人達を鼻で笑おうとしたのにその矢先彼らがほんの一瞬で世界を変えてしまった。時代を抱き殺していた。そんなのってずるい。その時の眩い強烈な閃光は今でも焼き付いているし、その瞬間から彼らの向かう先が私のそれになったし、彼らに夢を投影して生きてきた。背負わせてごめんね、なんて思いながら、私は明日も彼らに夢の続きを夢見て生きる。KAT-TUN、あなたたちのことだよ。



……なんでも自担に結び続ける癖、オタクのよくないところだと思う。でもオタクだから仕方ない。すべての道はローマ(読み:自担)に通ず。

とにかくThe Greatest Showman最高だからこれ読んだらいますぐ映画館に走って!!!!!!まだ間に合うはず!!!!!!!!!!さすがに間に合わないから円盤買って!!!!!!!!!