平和にオタクしよう〜自衛のススメ〜
見るつもりはなかった不愉快な記事。知りたくなかった批判的な意見。
偶然目にしてしまったことはないだろうか。
私はある。
意見の相違。解釈の違い。好みの不一致。
ファン同士のはずが、なぜか合わない。
そんなことはないだろうか。
私はある。
せっかく好きな人が光を浴びて輝ける場所にいるのだから、その瞬間を一瞬たりとも逃さず見守りたい、そう思うのは当然のことだと思います。(そしてその瞬間は必ずしも永遠が保証されているわけではないのですから。)
そしていつしかその思いが大きくなりすぎて、必要以上にその人のことを優先してしまい、自分の心や気持ちを大切にできていないことはありませんか。
体はもちろんですが、心の健康も、当たり前のことではありません。
私は長くKAT-TUNのファンをしています。その中で学んだこと、心がけていることを少しお話ししようと思います。
(追記:この記事の下書きをしているところでSMAPの報道がありました。あまりにタイムリーな話題だったので書く手を止めましたが、思い直して書いた分は公開することといたしました。あくまでも私自身の「経験」として読んでいただければと思います。SMAPについては、私もまだ心の整理がついていません。)
魔の2015/11/24以降、私は体調も精神面の調子も崩し、ギリギリの生活を送っていました。ギリギリでいつも生きていたいとはいえ、これはさすがに…といった状態でした。
もう一度言わせていただきますが、体の健康も心の健康も、決して当たり前のことではありません。
好きな人のことは好きだけど、色々なことが気になって純粋に応援できない。
疲れる、なんて言いたくないけれど、少しだけ心が痛むことがある。…等、ちょっぴり悩んでいる人のお手伝いになれればと思います。
もちろん、そんなこと思ってないよ!楽しくオタクできてます!!って人にも伝わることがあればいいなと思っています。
自衛方法その①
見たこと以外は言わない。口を出さない。
これは自衛というより、お互いのことを思ってですね。
参加したライブについて、買ったCDやDVDについて、見たり聞いたりしたテレビ番組やラジオについて、
こういったものに関する感想や思いを綴ったり話したりするのはある程度自由だと思います。(批判はなるべく避けたいですが…)
自分と同じように楽しんでいたり感動していたりするのを共有できるのは嬉しいですもんね!
ですが実際に自分が見ていないもの、
つまり、誰かが言っているのを聞いた、読んだもの、
について何かを言うのは違うのではないかなと思うんです。
もちろん、それによって興味をもった、とかはいいと思います。それならファン側の人も嬉しいですよね。
見たものが全てです。
見ていないものはその時点で「憶測」になってしまいます。
自衛方法その②
「グループ名」→検索
など、広く情報が集まるような検索を避ける。
少しでも不安なことがある間はネットを見ない、のが1番かもしれません。ですがそこまではできないですよね。
もちろん、一人で抱え込むのは心細いですし、同じ思いをしている人の言葉を見たい聞きたいのもわかります。
私もそうでした。
私も共感を求めて様々な場所に飛び回りました。そして結果的に見たくないものまで視界に入れてしまいました。
記事の数文だけでも目に入ってしまうと心臓がギュッと痛くなります。たとえ全文を通していい記事であろうと、ちょっとした単語1つに敏感になってしまっています。
こうした事態に遭遇する機会が1番多いのがグループ名単体で検索をかけた時です。
何か得たい情報が決まっているならば、なるべくピンポイントで調べるようにしてみてください。
いくらか軽減されるかもしれません。
また機会があれば他も書こうと思います。